西宮の産学官連携事業の発表会で、生活環境学部の谷敬子助手がデザインした洋菓子のパッケージが発表されました。
2007/03/05
商業団体のリーダーや次代を担う若手経営者らが“繁盛店つくりの技術”を学ぶ「西宮あきない塾」(主催:西宮市、西宮商工会議所、西宮市商店市場連盟)の逸品発表会が3月5日夜、西宮商工会館で開かれ、生活環境学部助手の谷敬子さん(写真右の左側)がデザインした洋菓子店「ベルン」の焼き菓子のパッケージを、同店常務の倉本洋一さん(同右側)が発表しました。
谷さんは昨年12月から、ボールの形をした「ベルン」の焼き菓子「想いdeキャッチボール 甲子園発」のパッケージを作る企画に参加しました。このお菓子は<倉本さんのお父さんから息子へ製法が伝わり、販売者が心を込めて作った製品がお客さんへ伝わる>ように、それぞれの想いをキャッチボールのように伝えていきたいという願いを込めて名づけられました。パッケージは完成品ではありませんが、甲子園球場をイメージした円筒形の側面は蔦を表す緑色で、小さな葉っぱ2枚が取り付けられています。上部にはグラウンドが描かれた可愛いデザインです=写真左=。
谷さんは「倉本さんの『思い繋いでいきたい』というイメージを大切にして、見ていて懐かしいと感じるようにデザインしました」と話しています。
「西宮あきない塾」講師の船瀬裕文さんは「全国から大勢のファンがやってくる甲子園球場をモチーフにしたのは、すごいアイデア。谷さんは思いをさらに詰めて、是非ともパッケージを完成品にしてください」と講評しました。