建築学科の岡崎学科長らの研究グループが、アフガニスタン・バーミヤンに平和博物館の建設を計画。「NHK NEWS WEB」で紹介されました。
2013/01/07
建築学科学科長の岡崎甚幸教授=写真右=や東京文化財研究所の前田耕作客員研究員らの研究グループが、世界遺産のバーミヤン仏教遺跡の一角に、「バーミヤン平和博物館」を建設するプロジェクトを進めています。文化財への理解を深めるとともに、平和の大切さを考える拠点として計画され、岡崎教授は「付近の景観ととけ合うような施設にしたい」としています。
このニュースは、NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」でも紹介されました。記事は建築学科ホームページからご覧いただけます。
「バーミヤン平和博物館」の建設は、2011年に東京で開催された会議の中で、アフガニスタン・バーミヤン知事から要望されました。岡崎教授らの研究グループは昨年12月にドイツで開かれた国際会議で、アフガニスタン政府の代表者らに博物館の模型=写真左=などを示して説明しました。
計画では、施設の外観には現地にある茶色の日干しレンガなどの色を取り入れたり、シルクロードの遺跡を思わせるドーム型の天井がある会議棟や緑化された屋上庭園なども取り入れたりします。館内には現地の貴重な文化財を集めるほか、地元の人たが新しく制作した作品も並べ、コンサートや劇、講演会などを開ける野外劇場も設けることにしています。