武庫川学院同窓会・鳴松会の「新春のつどい」が開催され、87歳のOGも、ロンドン五輪カヌーの代表選手も集いました。
2013/01/26
武庫川学院の同窓会・鳴松会(会長:大河原理事長)の「新春のつどい」が1月26日、卒業生や教職員142人が出席してノボテル甲子園2階甲陽の間で開かれました=写真右=。この「新春のつどい」は今年で6回目を迎え、すっかり鳴松会の1月の恒例行事として定着。参加者らは、互いに近況を報告したり、学生時代の昔話に花を咲かせたりして親交を深めました。
最初に鳴松会会長の大河原量・学院長が「武庫川学院は教育改革を強く推進しています。今年は巳年ですので、しっかりと“脱皮”し、一回り成長した学院になりたいと思っています。卒業生の皆さまのご支援をお願いします」とあいさつ。鳴松会幹事長の谷本敏子・薬学部教授は、昨年7月に福島県で開かれた東北支部総会の様子を紹介。「東北出身の在学生からのビデオレターをお届けすると、卒業生の皆さんはとても感激されていました」と話しました。そして「学院は来年75周年、鳴松会は来年70周年を迎えます。さらなる飛躍のために皆様のご支援・ご協力をお願いします」と呼び掛けました。
各テーブルでは、卒業生や教職員らが終始、楽しそうに懇談しました。出席者の最高齢は1945年に武庫川高等女学校を卒業した、87歳の岡田千惠子さん。「(創設者の)公江先生の授業のことはよく覚えています。(学院歌を作曲した)田中銀之助先生にも音楽を教えていただきました」と在校当時を懐かしんでいました。
卒業生を代表して、ロンドン五輪カヌー・スプリント競技日本代表の北本忍さん=写真左=(文学部卒)と鳴松会前・ヨーロッパ支部長の今中真理さん(薬学部卒)が壇上でスピーチしました。北本さんは、「五輪出場の際は、学院をあげて私を応援していただき本当にありがとうございました。特に、五輪前に中央キャンパスのむつみ橋に掲げられた(五輪出場を祝う)横断幕の効果は絶大でした」とあいさつ。そして「五輪は、自分を大きく成長させてくれる大会です。今後、学院から五輪選手が出ることを願っています」と話しました。
会食の後には、8月の全国高校総合文化祭に出場する附属中学校・高等学校の箏曲部が演奏=写真中=。雅な箏の音色で新春ムードを盛り上げ、会場から自然とアンコールの拍手が起こりました。最後に会場全員で学院歌を歌い、閉会しました。