女性研究者支援センターの第1回ロールモデル提供セミナー「キャリアを積むために~先輩たちの証言~」が開かれ、本学OGの3人の研究者が報告しました。
2013/02/02
女性研究者支援センターの第1回キャリア支援部門ロールモデル提供セミナー「キャリアを積むために~先輩たちの証言~」が2月2日午後、中央キャンパス日下記念マルチメディア館MM506教室で開かれ、学生や教員ら約50人が参加しました。
女性研究支援センターは平成24年度に、文部科学省女性研究者研究支援活動支援事業に採択され、女性研究者を支援するために発足しました。①育児・介護支援部門②キャリア支援部門③国際化支援部門④調査・広報部門の4部門で、さまざまな事業を実施しています。今回のセミナーは、その記念すべき第一回として開催されました。
女性研究者支援センタープロジェクトリーダーの福尾惠介・食物栄養学科教授が「このセミナーでの活発なディスカッションを期待しています」とあいさつ=写真右=。総合司会は、同センターキャリア支援部門リーダーの、たつみ都志・日本語日本文学科教授が担当しました。
本学大学院家政学研究科修了生で甲子園大学栄養学部の川口真規子専任講師=写真左=が「女性研究者の生き方とは」と題して報告。「研究テーマとは長い付き合いになります。就職・結婚・妊娠・出産・育児・介護で研究活動が途切れることに不安を感じるよりも、その研究テーマといかに上手に付き合うかを考えることが大切です」などと、粘り強く取り組むことが女性研究者に求められると訴えました。
続いて、本学大学院薬学研究科薬学専攻修了生で九州保健福祉大学薬学部の鳥取部直子准教授が「研究者として、母として」、本学大学薬学部薬学科卒業生で徳島大学AWAサポートセンターの本仲純子センター長が「それぞれの強みを活かして!」と題して、それぞれ報告し、最後に質疑応答が行われました。