教育学科セミナー「イギリスの教育に触れ、学ぶ」が開催され、ケンブリッジ大の研究員らが、英国の教育事情や教育政策について講演しました。
2013/02/15
教育学科セミナー「イギリスの教育に触れ、学ぶ」が2月14日、中央キャンパスで開催され、講師として招かれたケンブリッジ大学ホマトン・カレッジの特任研究員のピーター・カニンガム博士=写真左=と英国の教育政策研究員ケリー・ベネット博士=写真中=が講演しました。
カニンガム博士は、1988年から2013年までのイギリスにおける社会や文化、経済の変化について具体的に説明し、「世の中が変化していけば、その変化に対応した教育をしていかなければなりません」と英国の教育政策について語りました。講演後、学生に「どんな教育を受けてきましたか」と問いかけ、学生ら約20人はお互いに自分の経験を発表し合いました。
ケリー・ベネット博士はイギリスの特別支援教育の現状について紹介しました。学生らはグループに分かれて「特別支援が必要な子どもたちに教室で、どうアプローチしたらいいのか」「その子どもたちの保護者にどう関わったらいいのか」などのテーマについて話し合い、理解を深めました=写真右=。
最後に学生らは感謝の気持ちを込めて、イギリスの子どもたちに親しまれている歌「ハンプティ・ダンプティ」など数曲を英語で披露しました。