大学・短期大学部の入学式が行われ、約2700人が期待に胸を膨らませて入学。糸魚川学長は「よく学び、ざまざまな活動に励み、存分に学生生活を楽しんでください」と温かく迎えました。
2013/04/05
2013年度の武庫川女子大学入学式が4月3日、中央キャンパスの公江記念講堂で行われました=写真右=。午前は文学部、健康・スポーツ科学部、午後は生活環境学部、音楽学部、薬学部の式が行われ、1923人が入学しました。翌4日は短期大学部の式が行われ、810人が入学しました。
入学式の映像は、「動画ニュース」のコーナーでご紹介しています。
「本学の学生として、自立した女性として、世界に羽ばたいて」と学長
午前の入学式で、糸魚川直祐・学長は「ご入学おめでとうございます」と新入生を温かく迎えました。そして「よく学び、予習・復習をし、先生によく質問し、真剣に課題に取り組んで、本を読み、芸術を愛し、スポーツをし、健康を保ち、学友会・クラブ・同好会・ボランティアなどの活動に励み、存分に学生生活を楽しんでください。青春は二度と来ません。あなたがたは『常に真理を追い求める、優れた知性』『感性豊かな、潤いのある心』『人を思いやり、人のために尽くす精神』を身に付けるのに、人生の中で最適な時期にあります。どうか本学の学生として、自立した女性として、わが国はもちろん、世界に羽ばたいてください。私たち教職員は、このために全力を尽くします」と式辞を述べました。
新入生代表が充実した学生生活を送ることを宣誓
新入生を代表して河端明日香さん(教育学科)=写真中=は3日午前、吉田恵理子さん(薬学科)は同日午後の式で、充実した学生生活を送ることを宣誓しました。在学生の代表として、午前は松田恵利奈さん(日本語日本文学科)、午後は岸田朋美さん(人間関係学科)が「これから始まる4年間が人生の中で最も輝く時間になるよう、悔いの無い学生生活を送ってください」と歓迎の言葉を述べました。
式の後、新入生は講堂前で吹奏楽部が歓迎の演奏をするのを聴きながら、クラスごとに分かれて教室に移動=写真左=。担任教員からオリエンテーションを受け、学生生活をスタートさせました。
被災地の宮城県から3人が入学
東日本大震災の被災地・宮城県出身の3人の新入生が本学での学生生活をスタートさせました。健康・スポーツ科学科に入学した小野寺凛さんは「幸い私の家族は無事でしたが、津波で家を流されたり、けがをしたりした友達もいます。高校時代には、支援物資の整理などのお手伝いをしていました。大学生になってからも、夏休みなど時間のある時には故郷に帰って、ボランティア活動をしたいと思っています。大学ではいろんなことを学び、将来は何らかの形で故郷の復興のお役に立ちたいと考えています」と話しています。