情報メディア学科3年大森ゼミの学生が、海外旅行コンペでグランプリを受賞!　両親に感謝の気持ちを伝える旅を企画しました。

　情報メディア学科・大森いさみ准教授ゼミの3年生、井上早織さん、佐藤麻衣さん、葛谷志織さん、吉村祐佳里さん=写真左の左から順=が5月18日に関西国際空港で開催された『関空旅博2013』海外旅行セミナーの公開プレゼンテーション審査で旅行企画を発表し、グランプリを受賞しました=写真中=。

　このコンテストは、一般財団法人・日本旅行業協会と新関西空港会社が主催。旅行企画を競うのではなく、応募された企画をベースに旅行のプロと一緒に旅行商品を作りあげることを目的としています。自由なテーマで、関西国際空港発着の国際航空便で訪問できる国・地域を対象にした旅行商品を企画するものです。

　4人は女子大生をターゲットに設定し、「サンタさんからの贈り物～お父さん、お母さんありがとう フィンランド7日間の旅～」をテーマに、フィンランドの首都・ヘルシンキ観光、デザイナーズビレッジとして最近注目されているフィスカルス村でのキャンドル作り、北極圏・ロヴァニエミでのオーロラ鑑賞やサンタ村のサンタに会いにいくというプランを企画。それぞれのプランに、娘が両親に感謝の気持ちを伝えるためのサプライズを盛り込み、8分間にわたってプレゼンしました=写真右=。

　井上さん=写真右の一番左=は「ゼミを担当する大森准教授や同ゼミの先輩のアドバイスで、プレゼンの前日に、急きょ行き先を変更するというアクシデントがありましたが、プレゼンが終わると達成感で満ち溢れました。次のステップに向けてまた頑張ります」、佐藤さん=写真左の右から2番目=は「頑張れば必ず結果が出るということが分かりました。どのゼミに入ろうか迷っている2年生で、企画したりプレゼンしたりしたい人はぜひ、大森ゼミへ」と話しました。

　大森准教授の話「観光学部などで観光を専攻している他大学の学生が、ゼミ単位で参加することが多いので、グランプリを頂けたのは予想外でした。4人は猛練習して、プレゼンに臨みました。審査講評によると、審査のポイントは『独創性』『ターゲット』『プレゼンテーション』『現実性(商品化の可能性)』の4つだったそうです。満場一致で、武庫女の企画が選ばれたそうです」