生活環境学科の大坪ゼミ・水野ゼミの学生が、大学近くの浜甲子園団地をキャンドルでライトアップ。薬学部の木下ゼミ生らもコラボしました。
2013/08/02
生活環境学科、薬学部の学生26人が、7月27日夜に浜甲子園団地で開催された夏まつり会場の一角を、キャンドルでライトアップしました=写真左=。生活環境学科 住環境学科・大坪明教授ゼミ(地域デザイン研究室)、同学科・水野優子講師ゼミ(都市・生活研究室)の学生が企画し、当日は薬学部の木下健司教授のゼミ生らと共同で約900個のキャンドルを並べ、幻想的な光の空間を作りあげました。キャンドルの配置や点火には、URや現地で既存住棟の解体を担当している鴻池組の方々にも手伝っていただきました。
今年で開催3年目を迎える「キャンドル・ナイトin浜甲」の今年のテーマは「未来~これからの浜甲~」。このイベントを楽しみにしてくださる団地の方々の期待に応えるため、学生も気合を入れて取り組んでいます。また、団地居住者や保育所、周辺施設へ協力を呼びかけ、キャンドルを入れるビンを集めて、風よけの紙の筒にイラストやメッセージを書いていただきました。会場の一角には、立体的な光の柱=写真中=や、周辺の町並みを影絵で浮かびあがらせる仕掛けなども作られ=写真右=、来場者に楽しんでいただきました。しかしながら、資金の捻出方法には毎年苦労しています。今年度は鴻池組のお世話になりました。
また、キャンドル・ナイト翌日の28日の夏まつり2日目には、学生たちは住民が運営されている模擬店のお手伝いに汗を流しました。
生活環境学科(大坪明教授ゼミ、水野優子講師ゼミ)では、2009年度から高齢化が進む浜甲子園団地で、大学と地域が交流する取り組みを進めてきました。昨年度より薬学部(木下健司教授ゼミ)、音楽学部(多田秀子准教授ゼミ)、本年度より国際健康開発研究所も加わり、『団地・大学交流プロジェクト』を連携しながら進めています。活動も「交流」から「健康相談」、「音楽コンサート」、「食育イベント」など多彩に展開しつつあります。