「第34回世界健康フォーラム2013・兵庫」が「世界に広める自分でつくる健康~セルフチェックでベストのいのちを」をテーマに、中央キャンパスで開かれました。
2013/11/07
WHO(世界保健機構)などが後援する「第34回世界健康フォーラム2013・兵庫」(主催:NPO法人「世界健康フロンティア研究会」、共催:武庫川女子大学)が11 月 7 日午後、「世界に広める自分でつくる健康~セルフチェックでベストのいのちを」をテーマに、中央キャンパス・公江記念講堂で開かれました。
本学の国際健康開発研究所長の家森幸男教授が、「世界のデータで自分の健康づくりを」と題して講演、世界各国で調べたデータを紹介し、大豆や魚の適切な摂取で心臓病が予防できることなどを指摘しました。
附属高等学校スーパーサイエンスコースの生徒は「未来の世代の健康づくり」と題して、動脈硬化などのリスクを高めるといわれているトランス脂肪酸と中高生の食生活との関係を調べた結果を報告。附属高校コーラス部が合唱を披露しました。
続くミレニアムフォーラム「セルフチェックでベストのいのちを」には、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、女優で国連開発計画親善大使の紺野美沙子氏、大分県立看護科学大学理事長・学長の村嶋幸代氏、滋賀医科大学名誉教授の上島弘嗣氏と家森教授がパネリストとして出演しました=写真=。 鳥越氏が「私の食事は、ヨーグルトと魚、豆腐、野菜が基本」と話すと、家森教授が「素晴らしい食生活です」と太鼓判を押す一幕も。最後に家森教授は「(研究の結果)どういう食生活が本当に健康にいいのかが分かってきました。力を合わせて、皆さんの健康を守っていきたいと思います」と締めくくりました。