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交換留学生たちの日本語発表会が、本学中央キャンパスのマルチメディア館で開催され、日頃の研究の成果を発表しました。

2013/12/19

 イギリス(セントラルランカシャー大学)、オーストラリア(マードック大学)、韓国(韓南大学)、中国(山東大学)から来日している交換留学生8人が、留学期間が終了するのを前に各自の研究成果を日本語で発表する「日本語発表会」が12月16日、本学中央キャンパスのマルチメディア館で開催されました。会場には、留学生と交流のあった学生や教員ら約40人が集まり、留学生の発表に聞き入っていました。
 

「日本舞踊について」
 トップバッターは、本学の日本舞踊部に所属しているケイティ・チェンさん(イギリス)=写真=。日本舞踊の歴史・種類・魅力などを話し、学生や教職員50人に「着物を一人で着れることができるか」「着物はどんな時に着るか」「舞踊を踊ったり、見たりしたことがあるか」などを質問したアンケート結果を発表しました。ケイティさんは「日本舞踊は見た目以上に体力を使いますが、踊るととても楽しいです。正座をしてあいさつする作法は美しく、日本に来て、ますます日本舞踊が好きになっています。日本の皆さんに、この素晴らしい伝統を守ってほしいです」と話しました。=写真左=

 
「ポルトガルと日本の関係」
 アナ・マリア・ブロザさん(イギリス)は、ポルトガル人の到来、鉄砲伝来、日葡辞書や外来語について紹介。「“テンプラ”という言葉はポルトガル語で“調理”を意味する“tempero”が語源であることを知っていますか?」などと語りかけました。

「猫カフェについて」
 ヘレン・キャンベルさん(オーストラリア)は「世界中で一番リラックスできるのは猫カフェだ」と断言。その大好きな「猫カフェ」の背景や動物保護と世界各地の猫カフェについて発表しました。

「顏への考察」
 チェ・ウンジさん(韓国)は、日本の小学校を訪れた時に「韓国は美人が多いと言われていますがどうしてですか?」という質問を受けたことがきっかけで、韓国で代表的な美人顔・童顔・成熟顔の比率などを研究し、「外見を飾るより、知性を高めたり、個性を磨いたりしてアピールし、もっと素敵な女性になりましょう」と呼び掛けました。

「スマートフォンの二つの顏」
 ソン・ソラさん(韓国)は、スマートフォンの発達や成功の秘訣、スマートフォンが人に及ぼす影響、関連法案などについて発表し、「これからもっと人の生活を豊かにしてくれるであろうスマートフォンを開発する人も、利用する人もみんなが努力して、肯定的な方向でスマートフォンを使用できれば良いと思います」と話しました。

「地名の由来」
 サ・ミンジさん(韓国)は、日本での生活の中で、何度も目にした「梅田」「西宮」「神戸」などの地名の由来について研究し、「地名にはその地域の特徴が反映されています。残りの1カ月半の間に、もっと面白い地名を探したいです」と意気込みました。

「中国の少数民族の紹介」
 ピアオ・シンホアさんとリ・ユエさん(中国)は、中国に8%しかいない少数民族(満族・モンゴル族・ミャオ族・タイ族・朝鮮族)の生活や、風習、習慣などについて紹介しました。「同じ国でも民族によって習慣などが異なります。違うからこそ面白く、その違いを楽しむのが中国人にとっても世界の人々にとっても、新鮮な体験になります」と締めくくりました。

 発表会後には、国際交流室でパーティが開かれ、参加者は日本での滞在期間が残り少なくなった留学生たちとの時間を楽しみました。=写真右=。

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