ユネスコの専門家会議で、岡崎建築学科長がバーミヤーン博物館/文化センターの基本設計について発表しました。
2013/12/29
アフガニスタンの世界遺産「バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群」の保存修復に関するユネスコの専門家会議が12月10、11両日、イタリアのオルビエトで開かれました。本学の建築・都市デザインスタジオ(一級建築士事務所)が中心となっているバーミヤーン博物館/文化センターの基本設計について、岡崎甚幸・建築学科長が発表しました=写真右=。
バーミヤーン博物館/文化センターは、アフガニスタンではカーブールやヘラートに続く本格的な文化施設です。専門家会議は日本、イタリアやドイツなどアフガニスタン内外の専門家が、バーミヤーン遺跡の保存修復の方針についての話し合う場で、博物館/文化センターの設立に向けて前向きな議論が行われました。
※写真中はバーミヤーン博物館/文化センターとその周辺の1/500の模型(幅2m×奥行3m)。敷地と建物部分本模型をオルビエトへ空輸し、専門家会議の開かれたオルビエト市庁舎のホールで展示されています。
※写真左は、CAD透視図:石窟庭園より石窟庭園、集会場、野外円形劇場を望む