武庫川女子大学は、大学に看護学部を、大学院に看護学研究科を2015年4月に同時開設(計画中)します。3月12日に記者発表しました。
2014/03/12
武庫川女子大学は、大学に看護学部を、大学院に看護学研究科を2015年4月に同時開設(計画中)します。2014年5月に文部科学省に設置認可を申請する予定です。看護師不足、医療の高度化に対応するため、高度な専門知識と確かな行動力を兼ね備えた看護師、保健師を養成します。本学では6つ目の学部、学部新設は2011年の健康・スポーツ科学部以来です。
※看護学部と看護学研究科の紹介ページはこちらをクリックして、ご覧ください。
看護学部開設の予定と同学部のCM映像を他学部の学生が制作したことを、3月12日午後、西宮市政記者クラブで発表しました=写真右=。
概要
キャンパスはいずれも武庫川女子大学中央キャンパス(西宮市池開町6-46)内に開設
【大学看護学部】
入学定員:80人、 修業年限:4年 、開講形態:昼間、 学位:学士(看護学)
【大学院看護学研究科】
入学定員:12人(うち4人前後は保健師養成)、 修業年限:2年、 開講形態:昼夜、
学位:修士(看護学)または修士(保健学)
看護学部長・看護学研究科長(就任予定者)
阿曽洋子(現 武庫川女子大学看護学部・看護学研究科設置準備室長)=写真左の左端=
元 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 教授(医学博士)
教育理念
一人ひとりが、専門知識を基盤に深く考えて、行動に移す能力を持った創造性豊かな未来志向の看護師、社会に貢献する看護師の育成
教育目標
様々な健康レベルの人(患者)を生活者としてとらえ、QOL(生活の質)を下げることなく、自然治癒力を引き出しながら、科学的な根拠に基づいた援助(看護)を、体と心の両面にわたってトータルケアできる看護職者を育成します。
教育・研究の領域
○基礎看護学(基礎看護学)
○対象看護学(成人看護学、小児看護学、母性看護学、老年看護学、精神看護学)
○統合看護学(在宅看護学、卒業研究)
※国際看護学(選択) : 本学のアメリカ分校・MFWI(米スポケーン市)を拠点にして開講します。
質の高い、総合大学ならではの多角的な教育を展開
・学部の枠を越えて、薬学、食物栄養、健康・スポーツ、心理・社会福祉、応用音楽学科など看護と関連する学科と連携し、総合大学ならではの多角的な学びを展開します。
・専門分野の専任教員は、すべて博士の学位を有する者で構成します。
糸魚川直祐・武庫川女子大学学長の話
「少子高齢化の進展で看護師不足が深刻になり、医療の高度化に伴い高度な専門知識を持つ看護師や保健師の養成が課題になっています。こうした社会的要請に応えるのは、『社会に貢献できる女性の育成』を教育目標に掲げている本学の責務であると考え、大学院も同時開設することにしました。総合大学の特長を生かして、幅広い学びを展開したいと考えています」
◇
記者発表には阿曽室長と看護学部のCM動画を制作した情報メディア学科・丸山健夫教授のゼミ生で2年生の稲福睦さん=写真左の右端=、橋本雛さん=同2人目=、動画に主演した応用音楽学科4年、英千尋さん=同3人目=が立ち会い、1時間以上にわたって看護学部やCM動画などについて説明しました。