第一回日文学科公開講座「ことばの力で未来を拓く」を開催しました。
2014/08/05
日本語日本文学科と短大日本語文化学科は7月21日、第一回日文学科公開講座「ことばの力で未来を拓く」を、日下記念マルチメディア館メディアホールで開催しました。
このイベントは、社会で活躍するために必要な「日本語力」とは何か、本物の「コミュニケーション力」とは何かを考えることを目的として開催されました。
講師は、本学日本語文化学科で「美しい話し方」の講義を担当する、青木和雄さん(元毎日放送アナウンサー、ラジオパーソナリティー)=写真右。講座は、アナウンサー時代のエピソードなどを交えて、「声とは息をのせて音を出す作業」「気持ちを伝えるうえでは身体的な作用が重要」と話しました。また、人の言語能力には、家庭や地域などの環境が大きく影響していること。そして、分かりやすく話すには、相手の立場を想像する力が重要になってくることを伝えました。
コミュニケーションにおける法則など専門的な講義とともに、学生も参加して実践練習も行い=写真左=、充実した内容になりました。
参加者した学生は、「これまでは発音や発声ということに関心を向けなかったけれど、コミュニケーション力を身につける上でとても重要なものだということが実感できました。これからも学びたいです」と話ました。
両学科は、今後もこのようなイベントを企画していく予定です。