日本語日本文学科の学生が、各国外交官らとのインタビュー交流会を行いました。
2014/12/24
日本語日本文学科2年生の授業「日本語教育学B(担当:上田和子教授)」では、外国人に対する日本語教育を学んでおり、12月23日、各国外交官ら計31人のゲストを迎え「日本語によるインタビュー交流会」を開催しました=写真=。
ゲストは今年10月から、国際交流基金関西国際センターで日本語研修を受けている各国の若手外交官・公務員21人(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中南米からの20か国)、文化・学術専門研修参加者4人(韓国、台湾)。本学科の日本語教育実習受入先である大阪YMCA国際専門学校から2人(中国、フィンランド)、韓国国立ハンバッ大学校から1人、本学科留学生3人(中国)、建築学科研修生1人(トルコ)。
日本人受講生約130人も加わって、小グループに分かれて各国の言葉、暮らし、文化などについてインタビューを行いました。ゲストの多くは来日後約3か月の日本語研修を受けたばかりですが、表情豊かに様々な話題について日本語で学生の質問に答えていただきました。
その日の夜、エチオピア外交官アセファ氏からお礼のメールが届きました。その一部を紹介します。
「この偉大な国の将来の誇りである若い学生の方々。みなさんと話し合うという素晴らしい時間を持つことができたのは、私たちにとって大きな名誉でした。世界が今、グローバル化を介して1つの村になっているように、互いの人々との関係を強化することこそ最も重要なことです。この交流プログラムで武庫川女子大学生が、各国の文化や歴史を知るために強い興味と好奇心を持っている姿に深く感銘を受けました」
日本語教育学を学ぶ武庫女生にとっても、日本語を学んでいる外国の方々にとっても、心に残るひと時であったようです。
日本語日本文学科・教授
上田和子