教育学科の西本ゼミの4年生が、子育てファミリーが街歩きを楽しめるイラストマップを阪神電鉄と共同制作し、記者発表しました。
2015/01/22
教育学科の西本望教授(幼児教育学)ゼミの4年生5人が、子育て中の親子が訪れやすい阪神沿線のスポットを紹介するマップ「mama’s smile 阪神沿線 親子でぶらりお散歩マップ(西宮編)」を阪神電鉄と共同制作し、1月22日午後、西宮市政記者クラブで発表しました=写真左=。学生らは「昨年1月から企画しました。私たちは学生なので、少しでも保護者目線に近づくため、実際にベビーカーを押して出歩きました。たくさんの方にこのマップを活用していただき、おでかけのきっかけになればうれしいです」と話しました。
マップは阪神電車の沿線情報紙「ホッと!HANSHIN」(タブロイド判、毎月10万部発行)1月25日発行号に掲載されるほか、持ち運びやすいリーフレット(A5判、12ページ)=写真中=にして1月25日から阪神電車の主要駅などで配布されます。
西本ゼミ生らは、2011年から毎年「mama’s smile 」を発行。今回は「西宮・堀江」編、「神戸」編、「西宮~神戸東部」編、「阪神なんば線」編に続く第5弾になります。
子育て中の母親541人が選ぶ母親にうれしい施設・情報を掲載
制作したゼミ生は影山由夏さん、河村早紀子さん=写真右の前列左から順=、藤田藍さん、里脇亜美さん、久木沙織さんの5人=写真右の後列左から順=。
マップ制作に当たり、事前に541人の子育て中の母親にアンケート調査を実施。西宮・甲子園エリアで実際に子育て世代が親子でよく行く公園、飲食店、美容院等のお薦めスポットや、施設を選ぶ際に重視するポイント等を調査しました。マップには、授乳スペースなど母親が気になる設備や、各スポットの対象年齢をマークで表示するほか、学生のお薦めコメントも載せています。
親子で「街歩き」を楽しんでいただける内容にブラッシュアップ
街全体を歩いて楽しんでいただくために、実際の建物やスポットをイラスト化した見やすく分かりやすい、「立体イラストマップ」を採用しました。
さらに、歩道が整備されている道を色分けして表示することで、親子で歩きやすい道を分かりやすくしました。これは、学生が赤ちゃんほどの重りを載せたベビーカーを押して西宮・甲子園エリアを歩き、バリアフリーや歩道の道幅等を確認したものです。