「第4回武庫女ビブリオバトル」が催され、6人の学生たちが書評合戦を展開しました。
2015/02/21
学生による知的書評合戦「第4回武庫女ビブリオバトル」が2月21日午後、中央図書館2階のグローバル・スタジオで開催され、6人の学生が書評合戦を展開しました。審査員として糸魚川直祐学長、河内鏡太郎附属図書館長、藤原邦彦附属中学校・高等学校長、日本語日本文学科 山本欣司教授をはじめ、学生、教職員約50人が集まり、出場者のプレゼンテーションに見入りました=写真右=。
この武庫女ビブリオバトルは、2011年度から始まった本学の読書活動プロジェクト「Lavyの扉」の一環として開催されています。参加者6人が10分の間に、各自が選んだ女流作家の本を紹介。パワーポイントを使ったり、作品の一節を朗読したり、各自が工夫を凝らしてお勧めの1冊を思いを込めて紹介し、会場からは大きな拍手が送られました。
最後に聴衆が挙手し、最優秀賞1組、優秀賞2組が選ばれました。
最優秀賞には、瀬尾まいこの『図書館の神様』を取り上げた鬼防理子さん(附属高校2年)=写真左=が選ばれました。鬼防さんは「好きな本なので、今回の紹介でみなさんに楽しそうだなと思ってもらえたらうれしいです。参加してとても楽しかったです」と話しました。
優秀賞は下田麻実さん(日本語日本文学科3年)小野不由美『月の影 影の海』、山本千鶴さん(食物栄養学科4年)安澄加奈『はるか遠く、彼方の君へ』が選ばれました。
★発表者/エントリー作品(発表順)=写真中の左から順★
1.山本千鶴さん(食物栄養学科4年)/安澄加奈『はるか遠く、彼方の君へ』
2.鬼防理子さん(附属高校2年)/瀬尾まいこ『図書館の神様』
3.妹尾恵里さん(日本語日本文学科4年)/加納朋子『魔法飛行』
4.杉山弥生さん(日本語日本文学科4年)/恩田陸『麦の海に沈む果実』
5.山村瑠美さん(日本語日本文学科3年)/彩瀬まる『神様のケーキを頬ばるまで』
6.下田麻実さん(日本語日本文学科3年)/小野不由美『月の影 影の海』