日本語日本文学科の学生が世界中の外交官らとインタビューを通じて交流しました。
2015/12/25
日本語日本文学科1年生の授業「異文化間コミュニケーション(担当:上田和子教授)」で12月23日、ガイアナ外交官のジョンさん、アゼルバイジャン外交官のサディグさん、モルドバ外交官のダニエルさんがスライドやDVDを利用し、習いたての日本語で各国の事情を説明しました=写真左=。学生からは「日本の印象は?」「日本とお国を比べて気づいたこと」など活発に質問がでました。授業後、3人の外交官は「学生の深い視点に感銘を受けました」と感想を話しました。
同2年生の授業「日本語教育学B(担当:上田教授)」では、さらに19人の外交官らが加わり「日本語によるインタビュー交流会」が開催されました=写真右=。
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中南米の外交官は今年9月から国際交流基金関西国際センターで日本語研修を受けており、本学科留学生3人(韓国、中国)も参加しました。日本人受講生約140人、交流会ボランティア学生15人を合わせ総勢180人の大きな活動になりました。
小グループに分かれてからは、各国のことば、くらし、文化などについてインタビューを行いましたが、会場は終始にぎやかで明るい笑い声と熱気に包まれました。外交官らは来日して約3か月間の日本語研修しか受けていないにもかかわらず、それを気づかせないほど表情豊かに日本語で学生の質問に答えました。
上田教授は「日本語教育学を学ぶ学生にとっても、日本語を学んでいる外国人の方々にとっても、心に残るひと時であったようです」と話しました。
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