教育学科の西本ゼミの4年生が、子育てしやすい住環境を切り口に武庫川団地を紹介する冊子を阪神電鉄、UR都市機構と共同制作し、記者発表しました。
2016/02/25
教育学科の西本望教授(幼児教育学)ゼミの4年生7人が、子育てしやすい住環境を切り口に武庫川団地を取材し、子育てのしやすさや住みやすさのポイントを学生が紹介する冊子「mama’s smile 武庫川団地編」を阪神電鉄、UR都市機構と共同制作しました。2月25日午後、制作にかかわった学生のうち6人が、西宮市政記者クラブで発表しました=写真左、右=。学生らは「武庫川団地に暮らす子育てママからいただいた情報をもとに、武庫川団地の魅力を詰め込みました。たくさんの子育て中の方に、この冊子を見ていただけるとうれしいです」と話しました。
冊子(A4判、12ページ)=写真中=は、2月26日から阪神電車の主要駅や一部のUR賃貸住宅 関西エリアUR営業センターなどで随時配布します。
西本ゼミ生らは、2011年から毎年「mama’s smile 」を発行。今回は「西宮・堀江」編、「神戸」編、「西宮~神戸東部」編、「阪神なんば線」編、「西宮~甲子園」編に続く第6弾になります。これまでは子育て世代がお子様連れでも訪れやすく、楽しめるお店やスポットを紹介するマップを制作していましたが、今回はUR都市機構の武庫川団地とその周辺エリアを紹介しています。
学生たちは昨年6月からこの企画に取り組み、武庫川団地内の子育てサークルや施設を直接取材。親子30組にヒアリングも行って、団地内の緑の多さやショッピングセンター、医療施設の充実ぶりを確認しました。子育て世代にうれしいイベントも多く、遠くまで出かけなくても親子で楽しめることも知りました。
こうして集めた情報を分かりやすく伝えたいと、「武庫川団地物語」として各ページ下部にイラスト付きのマンガを掲載し、表紙デザインも学生が行い、手に取りやすいものに工夫しました。