トルコ バフチェシヒル大学からの短期留学生が、西宮市長を表敬訪問しました。
2016/07/05
生活環境学部 建築学科に短期留学しているトルコ・イスタンブールのバフチェシヒル大学 建築・デザイン学部の女子学生10人と引率の教員2人が7月1日、西宮市役所を訪れ、今村岳司市長と歓談しました=写真=。
本学とバフチェシヒル大学は、2008年に締結した一般交流協定に基づき、毎年、相互に学生の派遣・受入れを行っています。バフチェシヒル大学からは2009年以降、建築・デザイン学部の女子学生が本学 建築学科に短期留学しており、今年で7回目(2011年は東日本大震災の影響により中止)。留学生は、本学 建築学科の学生と一緒に「建築設計演習」や「空間表現演習」、「フィールドワーク」等に取り組み、建築教育の相互交流を行います。
7月2日はフィールドワークとして、本学 建築学科4年生と伊根の舟屋群等を見学。7月16日~18日は上甲子園キャンパスで開催される第4回「シルクロードを通して見た建築と文化」国際会議にも参加します。
本学からは2010年以降、建築学専攻修士課程の大学院生が授業の一環としてバフチェシヒル大学で保存修復実習・歴史的建造物の現地調査・伝統的建築装飾タイルの制作実習などを行っています(2015年はトルコの国内情勢悪化のため中止)。
今村市長からの歓迎の言葉の後、バフチェシヒル大学の教員と留学生が一人ずつ日本語で自己紹介しました。留学生たちは「西宮市はとても静かできれいな街であり、ここで学んでいる学生はとても幸せだ」「授業が終わった後に阪急西宮ガーデンズや、ららぽーと甲子園に買い物に行ったが、箸や着物、人形、真珠等に興味を引かれた」「日本料理が大好きで、特に寿司やてんぷら、たこ焼き、ケーキはとてもおいしい」と感想を話しました。
今村市長の「一緒に勉強している日本の学生の印象は?」という問いかけには「グループで勉強する習慣がある」「すぐに手伝いに来てくれるなど親切で丁寧」「模型の制作がすごく上手」と答えていました。
最後に、今村市長とバフチェシヒル大学建築・デザイン学部のムラツ・ドゥンダル副学部長が記念品を交換し、全員で記念撮影を行いました。