地元の石材「日華石」と甲子園会館との繋がりを深めようと、石川県小松市の竹村信一副市長が本学を訪れました。
2016/08/01
本学甲子園会館の建物に使われている石材「日華石(にっかせき)」の産地である石川県小松市の竹村信一副市長が7月19日、本学を訪れました。
小松市で産出される日華石は、地元では産地名にちなんで「観音下石(かながそいし)と呼ばれ、国会議事堂など全国の有名建築に使われてきました。本学の甲子園会館(旧甲子園ホテル)もその一つ。同市は、豊かな石の資源を使った高い技術加工やモノづくりの拠点として発展し、今年度、文化庁から「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」で日本遺産に認定されたのを機会に、「石の文化」を通した同市と本学の繋がりを大切にしたいという目的で、今回の来学となりました。
甲子園会館を見学した竹村副市長=写真左の右=は、「甲子園会館は、重厚感があり素晴らしい。写真だけではこの素晴らしさは分からない。日華石のレリーフも間近で見ることができて本当によかった」と話しました。また、小松市は「全日本学生カヌースプリント選手権大会」の会場になっており、糸魚川学長らとの懇談=写真中=では、「甲子園会館だけではなく、大会5連覇を目指す本学カヌー部が大変お世話になっており、本学と小松市とは多くの繋がりがあります」と甲子園会館以外の交流にも話が弾みました。
竹村副市長は、小松市出身の本学在学生の薬学科5年の 吉田遥香さん=写真右の左=、食物栄養学科3年の奥村実莉さん=同右=とも懇談し、「卒業後はぜひ、小松に帰ってきてください。待っています」と、激励しました。