情報メディア学科 赤岡ゼミが「Mラボ課題解決ラボ」で審査員特別賞を受賞しました
2016/11/04
地域の中小企業経営の課題解決をテーマとした大学生の発表会『課題解決ラボ』(主催:兵庫県、神戸新聞社)が10月29日神戸ハーバーランドで行われ=写真中=、情報メディア学科 赤岡ゼミが審査員特別賞を受賞しました。
『課題解決ラボ』は、新商品開発やマーケティング戦略など中小企業が抱える様々な経営課題を、大学生がゼミの専門性を生かし、学生の視点で解決を目指す事業として2013年から始まりました。今回は10企業の課題について、調査・研究を進めてきた10大学、17ゼミ、約240名の学生が20チームに分かれ研究成果を発表しました。
4月に応募、書類審査を経て6月にはマッチング企業が決まりました。赤岡ゼミはコーベベビー株式会社に決まり、6月末には全員で本社訪問。直接社長から会社の歴史や現在の事業・課題の説明を受けました=写真右=。ゼミでは課題をしぼって検討を重ね、8月5日に神戸新聞社で行われた中間発表に臨みましたが「ターゲットの設定が広すぎる」「競合している事業についても考慮すべき」など厳しい指摘を受けました。
これを受けてもう一度、ターゲットと方向性を話し合うため、夏休みも週2~3日集まって検討を重ねました。この結果コーベベビーの認知度向上を目的に、将来の顧客予備軍となる20代女性(子育て世代=おむつ等)と50代女性(介護用品)をターゲットに設定し、女性たちのご褒美消費に着目して、新商品「布製美容パック」をOEM販売する、という提案に至りました。
講評では「ターゲットを顧客層の手前の年代に設定している」「女子大生ならではの商品(布パック)」など発想の豊かさが評価されました。
コーベベビーからは、発想のおもしろさを評価され、商品化にむけて継続的な話し合いをしたいと申し出がありました。
参加した学生たちは「発表はとても緊張しました」「半年間大変でしたが、いい経験になりました」「Mラボに参加することで、12人でのグループワークをやり遂げることができました」「がんばった結果、審査委特別賞も受賞でき自信になりました」と話しました。
参加学生=写真左 前列左から=末光春花さん、濱田彩夏さん、東美咲さん、中尾瑠那さん、=後列 左から=赤岡先生、清水理沙さん、林久瑠実さん、長井亜利紗さん、蔵前扶由美さん、片岡あつみさん、石丸夏帆さん、〔津態彩花さん、石原小稀さん〕(情報メディア学科3年)