生活環境学科の学生3人が、繊維製品品質管理士試験に合格しました。
2016/11/16
平成28年度の繊維製品品質管理士(通称:TES=Textiles Evaluation Specialist)の試験に、久保瞳美さん(生活環境学科4年)=写真 中=、川崎茉裕子さん(同3年)=写真 左=、長谷川采美さん(同3年)=写真 右=の3人が合格し、11月1日に有資格者として登録されました。合格率20%程度と、現職者でも難しいとされる資格試験に挑戦し、みごとに難関を突破しました。
繊維製品品質管理士(TES)は、アパレル・繊維業界の企業活動の合理化・消費者利益の保護・企業と消費者の信頼関係の改善を図ることを目的として、商品企画・商品仕入・品質の設定や判定を行うといった任務を遂行できる素養を身につけた人に与えられる資格です。社会的に大きな信頼が得られ、業界でも高い評価を得ている資格です。
今年度は7月17日に全国6会場で試験が行われ、受験者2731人のうち493人が合格しました。(合格率:18.1%)
合格した3人は「大学の学びだけでなく、現場理解が必要な部分の学習が大変でした」「洋服に関わる、生産工程から販売後までの全てを学びたいと思い、TESの勉強を始めました」「2年間かけて5科目の試験に合格するよう、計画的に勉強しました」と学習方法や受験したきっかけを語ってくれました。3人ともに学科の事前講習を受けたり、個別に先生から論文の添削を受けたりして試験に臨みました。
また、久保さんは企業の研究所に就職が決まっており「資格取得の勉強で学んだ知識も含めて、仕事に生かすことができます」と話しました。