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生活環境学科の学生たちが中心となり団地再生デザインを提案する地域連携プロジェクト「またあしたプロジェクト」が順調に進んでいます。

2016/12/07

 現在、生活環境学科と本学 教育研究社会連携推進室の地域連携プロジェクトとして、生活環境学科の学生たちが中心となり団地再生デザインを実施しています。鎌田誠史准教授の研究室(住環境・地域デザイン研)の3年生8人と、他の研究室の3年生5人、2年生3人、そして短大生活造形学科の学生1人の計17人がプロジェクトに参加しています。プロジェクト名は「またあしたプロジェクト」。昨日も今日も、そして明日もずっとつながっていくみんなのプロジェクトという意味が込められています。

 高度成長期に建設された兵庫県芦屋市の芦屋浜高層住宅団地を対象に、兵庫県住宅供給公社と住民団体と連携して、団地の集会所・広場の再生・再編に向けた検討ワークショップの開催や具体的な空間デザインとコミュニティデザインの検討を今年の8月から定期的に実施してきました。

 具体的な空間デザインの実践について、現在では利用率が顕著に減少している集会所とそれに付随する公共広場を子ども食堂や2000冊の絵本を使った絵本ギャラリーなどに再編することで、各集会所の個性を発揮しながら高齢者や子育て世代、若年層(大学生)、子供たちが多世代共助できる場としての空間デザインやコミュニティデザインを提案しています=写真右=。

 12月1日には、第3回目のワークショップを開催しました=写真中=。学生が住民の皆さんと検討してきた空間デザインの内容を図面と模型を使って説明を行い、住民の皆さんからも賛同が得られました=写真左=。この提案をもとに今後は工事に向けた具体的な検討を進め、来年の3月には完成を目指して工事が進む予定です。

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