「みんなであそぼう」。教育学科 小尾ゼミ生が西宮市立鳴尾図書館でワークショップを開催しました。
2016/12/19
文学部教育学科 小尾麻希子ゼミの学生が12月17日午後、西宮市立鳴尾図書館(西宮市甲子園八番町1-20)を訪れ、手作りパネルシアターの上演や造形遊びなどのワークショップを開催。幼児や小学校1・2年生とその保護者ら約30人が参加しました。ワークショップは年に2回開催されており、冬のワークショップは4回目になります。
このワークショップは、「教育演習」という授業の一環で、学生の保育構想力・保育実践力を高めるためのフィールドワークとして位置づけられているとともに、地域連携の一つとして、地域に住む子どもたちの遊びや学びの場づくりを図書館と連携して行うことを目的としています。
今回は、ゼミの4年生が中心となり、「うさぎ野原のクリスマス」という歌を基にした、オリジナルのパネルシアターを上演=写真左=。物語の構想を練るところからスタートし、一から話を考えました。造形遊びでは、パネルシアターで上演した物語から子どもたちが思い思いにイメージを広げて、世界に一つしかない自分だけのクリスマスリースを作成。学生たちは、子どもたち一人ひとりに話しかけたり、アドバイスをしたりしながら、一緒にリースづくりを楽しみました=写真中・右=。
青木桃子さん(教育学科4年生)は、「地域の子どもたちと交流できるので、とても楽しいです。授業で学んだことを大学の中にとどめておくのではなく、実践に生かすことができる、貴重な場になっています」と話しています。
小尾麻希子ゼミでは、子どもの想像と創造をかき立てる物語の選択について学んでいます。そうした物語を活用し、子どもたちの豊かな造形的表現が引き出される保育の構築について学びを深めています。