学生のボランティアクラブ・児童福祉研究部が、日ごろの活動を認められ、国際ソロプチミストが後援する「シグマソサェティ」に認証されました。
2007/06/18
本学の文化クラブである児童福祉研究部が、国際ソロプチミスト西宮より「シグマソサェティ」として認証され、その記念式典が6月18日午後、ノボテル甲子園で行われました。
国際ソロプチミスト(本部:英国ケンブリッジ)は、管理職・専門職に就いている女性の世界的組織で、人権と女性の地位向上のために活動を行っています。「シグマソサェティ」とは、学校や地域に役立ちたいと考えて活動する学生15人以上の団体に対し、ソロプチミストが毎年、活動助成金(15万円)を提供するなどして後援者となる制度です。
本学の児童福祉研究部(46人)は月に1度、一泊二日で児童養護施設を訪問したり、知的障害児施設の子供たちと交流したりしています。こうした活動が認められ、シグマソサェティに認証されました。
式典には本学から児童福祉研究部のメンバー10人=写真右=と國友学長、同部部長の大貝・准教授など教職員7人が出席。國友学長は「武庫川女子大学としても、この認証を受けることができ光栄です。学生の皆さんはシグマソサェティの理念にある通り、人のためになることを実践していって欲しい」と挨拶しました。
式典後には、メンバーが壇上で手話歌を披露し会場からは大きな拍手が送られました=写真左=。
国際ソロプチミスト西宮の澤井典代・会長より助成金を贈呈された=写真中=児童福祉研究部代表の砂川奈実さん(教育学科3年)は、「母親も武庫川女子大学の学生だった頃、同じクラブに属していましたので、親子二代で活動していることになります。私たちは活動を通して多くの方々と触れ合い、さまざまな経験を積ませていただいています。日ごろの地道な活動が認められ、このシグマソサェティの一員になれたことを誇りに思い、今後ますます活動を盛り上げていきたいです」と語っています。