情報メディア学科の学生が、授業で地元の酒造会社 白鷹の企業CMを制作しました。
2016/12/22
情報メディア学科の授業「広告メディア演習」を受講している2年生が、地元の酒造会社 白鷹株式会社の企業CMを制作しました。12月22日午後、学生たちは白鷹の澤田 朗 社長や竹澤 寛 管理部長、兵庫県中小企業団体中央会の香川浩子さんを前に、完成したCMを披露し、うち2作品が白鷹賞に選ばれました。
白鷹賞に選ばれたのは、濱田 彩さん・沖津早紀さん・河合美沙季さん=写真左の左から順=の作品「『紅葉』編」と、大沢ひかりさん・田中菜月さん・鍋野絢海さん=写真右の左から順=の作品「極上白鷹で生まれ変わる!」です。制作した学生には、白鷹の澤田社長から賞状と記念品が授与されました。
河合さんらは「他の班はどこも、中間発表の時よりもブラッシュアップしていたので、まさか自分たちの班が選ばれるとは思いませんでした。お酒を注ぐシーン、お酒の瓶やグラスを置く位置、照明の当て方など、とにかくきれいな映像を撮ることにこだわりました」「平日だけでなく土日も使って作業しました。西宮神社に3~4回通い、そのたびに映像を撮り直すこともしました」と話しました。
今回、完成したCMは全部で11作品。学生たちは3~4人のグループに分かれ、約2か月をかけて作品を完成させました。すべての作品を見た白鷹の澤田社長と竹澤部長は「皆さんの感性に驚きました。皆さんにとってはあまり身近な存在ではない日本酒を、いろいろな切り口で表現してくださったことがうれしかったです。自分の感性を変えなければいけないな、と思いました」と講評しました。
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「広告メディア演習」は、マーケティングにおける広告の果たす役割や広告制作の現場状況を理解した上で、実在するクライアントから発注されたCMを制作するという実践的な授業です。