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短期大学部から編入した生活環境学科の学生2人が、試験対策講座を活用して二級建築士試験に合格しました。

2016/12/24

 生活環境学科3年の新井万季さん、木村知和さん=写真左から=の2人が二級建築士試験に合格しました。いずれも、本学短期大学部生活造形学科から大学生活環境学科3年次に編入し、短大卒業により取得した受験資格を生かしての合格です。

 2人は、短大2年生の9月から学内の資格サポート窓口から申し込める対策講座を受講していました。大学編入後も継続して、毎週日曜日に対策講座に通い7月3日の学科試験に挑戦し合格。8月も毎週対策講座に通い、一日製図の課題に取り組み、9月11日に行われた2次の設計製図試験を受験し合格を手にしました。
 木村さんは「3年生になって真剣に取り組み、学科試験の結果には自信を持てました」、新井さんは「設計の対策講座には、社会人も多く回りの人との差を感じていましたが、結果的にはよい経験になりました」と話しました。2人で一緒に勉強することも多く、教えあうことで理解が深まったと振り返りました。

 二級建築士は、住宅および一定規模までの建築を設計する際に必要な国家資格で、本年度も最終合格率は25%という難関です。全国の大学、短大等の空間系学科では、カリキュラムの内容に応じて所定の単位を取得して卒業すれば、受験することができます。取得した単位によっては実務期間が最大2年間必要になることもありますが、本学では2009年度の短大生活造形学科入学生からは実務経験がなくても受験資格を取得できるようになりました。

 2人は「短大に入学したことで、資格を目指せたり、社会に出ることを考えたりできました」また、「設計に興味がありましたが、熊本地震の報道などから、違う形で知識が生かせる都市計画なども視野にいれて公務員への道を考えています」「ハウスメーカーで住宅の設計をしたいと資格を目指しましたが、今は営業現場でお客様と住宅を作ってみたいと考えています」と将来について話しています。

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