日本語日本文学科の上田ゼミ生がアメリカの学生とSkypeで日本語交流会を行いました。
2017/03/14
春から日本語日本文学科の上田ゼミに所属する新3年生5人が中央図書館2階多文化コミュニケーション室で、アメリカのワシントン州スポケーン市にあるスポケーン・フォールズ・コミュニティー・カレッジ(SFCC)で日本語を勉強している学生4人とSkypeを使って約1時間の日本語交流会を行いました=写真左=。
実施したのは日本時間の3月8日の午前9時でしたが、スポケーンの現地時間は3月7日の午後5時ということで、改めてアメリカとの時差を実感しました。
現在 SFCCでは、本学の大学院・文学研究科日本語日本文学専攻修士1年生の尾崎有以=写真右の前列左=さんが3か月間の日本語教育実習中で、今回は尾崎さんが担当する日本語入門の授業の中で行われました。
SFCCの学生は習ったばかりの日本語を使うことに戸惑っていた様子でしたが、現地の日本語講師のYasuka先生や、アシスタントの中村早希先生(本学・英語文化学科出身)=写真右の前列右=、尾崎さんらの助言を得て次第に緊張がほぐれて会話が弾みました。交流会の雰囲気が良くなったところで「そろそろ、記念写真を撮って終わりましょう」との先生からの声に、双方から「時間が足りない!」という声があがるほど盛り上がりました。
上田ゼミ生にとっては、「です、ます」で話すこと、できるだけ主語と述語を明確にして話すことなどを課題とし日本語を見つめ直すいい機会となり、心が通い合う貴重な時間となりました。
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日本語日本文学科教授・上田 和子