心理・社会福祉学科社会福祉コースの卒後プログラムと、在学生・卒業生のつどいが開催されました。
2017/07/18
文学部心理・社会福祉学科社会福祉コースの卒後プログラムが、7月8日(土)開催されました。今年は、卒後グループスーパービジョンと、卒後教育セッションとしてスクールソーシャルワーカーに興味のある卒業生ら計15人が集まりました。
卒後グループスーパービジョンでは、地域福祉、公務員、障害者福祉など様々な分野で活躍されている卒業生が参加し、同学科の前田美也子准教授、竹内美保准教授、大岡由佳准教授とともに、専門職としての悩みや課題等を共有しました。参加した卒業生は「実際のケースを、多方面から意見を出し合う機会に参加できて、とても刺激になった」、「自分自身の日々の業務を見直す機会となり、元気づけられた」、「各分野で活躍している先輩・後輩から話を聞き、それぞれの視点や分野の仕事内容を知ることができ、勉強になった」と話していました。
スクールソーシャルワーカーの分野では、現役のスクールソーシャルワーカーで、同学科の半羽利美佳准教授とともに、スクールソーシャルワーカーという職業の学びを深めました。“スクールソーシャルワーカー(SSW)に関心のある人、集まれ!!”をテーマに開催された今回のプログラムでは、卒業生から「SSWの現状をよく知ることができた」、「SSWの実際をイメージできるプログラムが良かった」、「事例検討が勉強になった」、「改めて自分自身の日々の業務を振り返る機会となった」との声が聞かれました。
午後からは社会福祉コース交流会<在学生・卒業生のつどい>と同時並行で、初めての試みとなる「-卒業生による就職相談会-」も中央図書館2階のグローバルスタジオで開かれ、福祉現場や民間企業などで働く卒業生42人と社会福祉を学ぶ1~4年生の計70人が参加しました=写真右=。
<在学生・卒業生のつどい 第1部>
第1部では、社会福祉コース長の岡光昇教授による開会の挨拶に続き、職種別に着席した卒業生のところに在学生が話を伺いに行きました。新たな企画の「就職相談会」では高齢者福祉、地域福祉、障害者福祉、病院、一般企業(銀行)に就職した卒業生が所属機関や企業を代表し、在学生の就職相談に応じてくれました。=写真左=。
<在学生・卒業生のつどい 第2部>
第2部は同日夕から卒業生のホームカミングデーを開催。今年は8期生(平成22年度卒業)から14期生(平成28年度卒業)が参加し、各卒業年ごとに終始アットホームな雰囲気で行われました。卒業生は、「毎年同級生や先生方に会えるのを楽しみに参加し続けています」、「現役の学生さんともお話できて自分の学生時代のことを思い出しました」、「毎年の交流会で学科のつながりを感じます」、「毎年、交流会に来ると様々なところで頑張っている同期の話を聞き、“元気”になって、また自分の仕事を頑張ろうと思えます」などと話し、再会を喜んでいました。
この交流会は、在学生が社会で活躍する卒業生から、仕事の様子・やりがい・国家試験対策や就職活動の方法などを聞いて不安の解消や学びへのモチベーションを高めてもらおうと企画され、今年で11回目を迎えました。参加した学生は「すごくためになる話を聞けて満足です。コース選択も決定できそうです(1年生)」、「実習前にやるべきこと等が明確になり、実習への意欲が湧きました(2年生)」、「先輩の皆さんがとても優しくてとても有意義な時間でした。去年も参加していれば良かったと思いました(4年生)」と話し、有意義な時間を振り返りました。