共通教育科目「移動支援とバリアフリーマップ」で「学内のバリアフリーマップ」を制作し、学生がプレゼンしました。
2017/07/20
共通教育科目の短大・初年次ゼミ(学び発見ゼミ)「移動支援とバリアフリーマップ」(前期・茅野宏明教授)の発表と講評が7月20日に行われ、受講学生が「学内のバリアフリー」をテーマに、プレゼンテーションを行いました=写真。
授業は、車いす利用者の移動支援に関する知識や技能の基盤をプロジェクトの実践を通して築くこと、社会人として仕事をしていく上で求められる「課題解決力」を身に付けることを目的としています。学生は2つのチームに分かれ、バリアフリーの定義や実際に車いすに乗って学内のバリアフリーを現地確認し、バリアフリーマップを作成。バリアフリー実現に向けて費用がどのくらいかかるのかも調査しました。
プレゼンテーションでは、バリアフリーマップを紹介し、学生視点でバリアフリーのサインを掲示した方がいい場所を提案。学内の関係部局の職員も出席し、学生からの提言を受けたり、助言をしたり、学生と教職員が一体となった発表となりました。
受講した学生は「まだ1年生で学内のことが分からなかったけれど、学内の多目的トイレを調べたり、車いすに乗って学内を移動したりしてとても良い経験になりました。日常生活においてもバリアフリーを意識するようになりました」と話していました。