「エネマネハウス2017」で、武庫川女子大学が提案する「キセカエハウス」が優秀賞と特別賞のライフデザイン賞を受賞しました。
2017/12/16
大阪市の「うめきたサザンパーク」で開催中の「エネマネハウス2017」の表彰式・講評会が12月16日開催され、武庫川女子大学大学院建築学専攻が提案する省エネモデル住宅「キセカエハウス」は、優秀賞と特別賞のライフデザイン賞を受賞しました=写真。
表彰式・講評会はグランフロント大阪のうめきたSHIPHALLで開かれ、各大学の学生・大学院生が、提案しているモデル住宅についてのプレゼンテーションを行いました。その後、賞の発表が行われ、「キセカエハウス」は優秀賞と、特別賞として新たなライフスタイルの提案を行った大学に贈られるライフデザイン賞を受賞しました。最優秀賞は京都大学の「まちや+こあ」が受賞しました。
表彰式で、武庫川女子大学大学院建築学専攻の大学院生は「自分たちが計画して考えた建物が建つという貴重な経験ができたことをうれしく思っている。まだ、まだ、のびしろがあると思って頑張っていきたい」と述べました。
エネマネハウスは大学と民間企業が連携して、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデル住宅を建築し、住宅の環境・エネルギー性能の測定・実証や展示を通じた普及啓発を行うプロジェクトで、提案が採択された大学(京都大学、近畿大学、首都大学東京、早稲田大学・芝浦工業大学、武庫川女子大学大学院)が参加しています。
「キセカエハウス」は、伝統的住環境技術を用いて、しつらえが変化する住まいを提案。人が季節によって服を着替えるように、住宅の建具「キセカエ」て、自然とともに住まい、家族や地域との対話が生まれる住空間を目指しています。
「エネマネハウス2017」は12月17日まで、大阪市の「うめきたサザンパーク(うめきた2期B区域)」で開催(入場無料)されています。「うめきたサザンパーク」は、グランフロント大阪横でJR大阪駅、阪急梅田駅から徒歩約3分です。
詳しくは「エネマネハウス2017」、「キセカエハウス」をご覧ください。