小中学生が食の安全について考え、高齢者と交流するイベントを、学生が企画・実施
2007/08/04
社会福祉を学んでいる、心理・社会福祉学科の本玉元・教授のゼミ生15人(写真右)が、小中学生を対象に、食の安全を考えるイベントと高齢者との交流会を行いました。
イベントはNPO法人「JAE日本教育開発協会」の支援で実施しました。26日には、子供たちと保護者13人とともに株式会社「大近」のハム工場を訪問。無添加ソーセージ作りの体験や工場見学を行いました(写真中央)。
見学後のディスカッションで子供たちは、「1つの食材にはいろいろな人が関わっていることが分かりました」「豚やたまねぎなどの命をもらって、私たちは生きていることに感謝したいと思います」「これから好き嫌いをなくします」などの感想を発表しました。
28日は淀川区の「木川老人憩いの家」を訪れ、高齢者と「地域にこんなカフェがあったら」をテーマに、交流しました。参加者は、子供たちと保護者9人と地域の高齢者16人。グループに分かれてカフェのアイディアを出し合いました。(写真左)子供たちとの交流を楽しみにしていた地域の方々からは、「このような企画をぜひ続けてください」との声がありました。子供たちも「普段あまり話すことのない人たちと、たくさん話せてよかったです」「これから近所の人たちにあいさつします」と話していました。
イベントを終えて学生たちは、「ゼミ生だけでなく、外部の方や企業の方と連携してイベントを企画するという始めての体験で多くのことを学べました」「役割分担ももちろんですが、皆で協力・連携することが大切で、難しいと実感しました」「大学で学んできたことをゼミのみんなで協力して実践し、いろんなことを考えられました」と語っています。