“スポ充”のために―。健康・スポーツ科学部の学生が「スポーツコスメ」の開発に取り組んでいます。
2017/12/28
健康・スポーツ科学部の穐原寿識講師の3年生のゼミ生8人=写真右=が、「スポーツコスメ」の開発に取り組んでいます。産学連携の一環で伸栄商事株式会社(大阪市)と共同で開発を進めています。2017年10月からスタートし、毎回のゼミの時間に伸栄商事の担当者が来学し、消費者やプロダクト、マーケティングを中心に一緒に考えることで、学生は実学的な学びができています。学生らはgoogleが提供しているフォームを利用して約1000人にアンケート調査を実施。そのアンケート結果と、全員がスポーツ経験者であるゼミ生自身の経験をもとに議論してきました。
12月13日に行われたゼミでは、完成したUV(紫外線)対策の試作品=写真中=を囲み、香りや成分と価格の関係性について考え、20日には実際に製品を製造する工場に見学に行きました=写真左=。今後は、ショッピングモールなどでコスメ市場の現地調査をし、2018年夏ごろの商品化を目指します。
ゼミ生の堰本朱里さんと竹下朋佳さんは「スポーツコスメを通して、“スポ充”(スポーツで充実する)やSPFの知識を、スポーツをしている人に広めていきたい」「『汗をかくから化粧できない。だからスポーツできない』ではなくて、スポーツコスメを使って、長くスポーツをしてほしい。そのきっかけになりたいです」と話しています。