情報メディア学科 大森ゼミ生が、大学生による「OSAKA観光まちづくりコンテスト2017」で最優秀賞と準優勝を獲得しました!
2018/01/15
情報メディア学科・大森いさみ准教授ゼミの学生2グループが、昨年12月19日に開催された大学生による「OSAKA観光まちづくりコンテスト2017」で、最優秀賞の大阪観光局長賞と準優勝に当たる大阪府知事賞を受賞しました。
コンテストには18大学45チームが応募し、1次選考を通過した7大学10チームがプレゼンテーションに臨みました。
大阪観光局長賞に輝いたのは、3年生の山崎未裕さんと池之桃子さん=写真左の左から順=の企画「恋ストーリーでつなぐ旅~若者を堺に」。堺は観光地としての認知度が低く、古墳を訪れる人はいるものの、古墳以外の場所まで足が向かず、巡ってほしい場所があるけど巡ってもらえていない、という課題がありました。
「堺の中で巡ってほしい場所の共通点を探し、それをストーリー、特に『恋ストーリー』でつなげることを考えました。堺出身の与謝野晶子の作品や、与謝野晶子自身の初恋の話、仁徳天皇の妻の恋の話などを堺の各場所と結び付けて巡れるようにしました」と山崎さんと池之さん。コンパクトなガイドマップを手作りして審査員に配付し、プレゼンテーションを行いました。
大阪府知事賞を受賞したのは2年生の櫻井穂乃花さん、篠原沙織さん、丸尾奈菜美さん、石川真帆さん、山﨑蓮珠さん=写真右の左から順=のグループの「フルーツ狩りで満足してる?」。
丸尾さんらは「大阪を訪れる人たちは、梅田や心斎橋など都市部での買い物を楽しむことが多いので、『物消費』ではなく、体験という『事(こと)消費』をすることでもっと活性化するのではないかと考えて地域を探し、河内長野を選びました。意外と知られていませんが、河内長野は春夏秋冬のフルーツが楽しめる地域です。ただフルーツ狩りをするだけでなく、ジャムづくりやドライフルーツづくりなどの体験をすることで、加工食品をお土産として持って帰ったところでも話題になればと考えました」と話しました。
コンテストに参加した学生たちは「これまではアイデアは出るけど、それが本当に実現可能なのか、実現した場合の効果がどんなものかなど、仮説を立てるということができていませんでした。今回はいろいろな方々にお話しを聞き、前よりは仮説を立てられるようになったと思います」「時間に追われる日々でしたが、今回の経験を次に生かしたいと思います」「先輩たちを見ていて、この1年の差は大きいなと感じました」と話しています。