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附属高校SSコースの生徒らが「低ナトカリサラダ」を一日限定で販売しました。

2018/02/10

武庫川女子大学附属高等学校スーパーサイエンスコース・食育研究グループの生徒=写真右=と、武庫川女子大学国際健康開発研究所、デパ地下などに展開する惣菜店、株式会社ロック・フィールド(本社・神戸市)が共同開発した「サーモントラウトとたっぷり野菜のサラダ」=写真中央=が2月10日、RF1岡本店(神戸市東灘区)で1日限定販売されました。

このサラダは、塩分を控えるとともに、塩の害を打ち消すカリウムをたっぷり摂取することで、「ナトリウム・カリウム比(ナトカリ比)」が低くなるよう、工夫されているのが特徴です。生徒らは実際にこのサラダを食事に取り入れ、「ナトカリ比」が改善することを研究で実証。昨年の世界健康フォーラムで、健全な食生活への貢献をたたえる「モナリザ賞」の受賞報告として発表しました。

食育で提唱する「まごわやさしい」の7つの栄養素がバランスよく摂れるよう、食材は、ま(黒豆など)、ご(ゴマ)、わ(昆布)、や(野菜)、さ(サーモントラウト)、し(えのき)、い(じゃがいも)と、盛りだくさん。じゃがいもを細切りにして揚げたり、アボガドを加えたり、食感にも気を配りました。ドレッシングの代わりに、昆布ときのこの旨みを利かせた、たれをかけていただきます。

この日はショーウィンドウの目立つ位置に商品を並べ、生徒自ら店頭に立って、総菜を買いに立ち寄る人たちに、サラダの魅力を説明しました。買い求めた近くの女性は「生徒さんの説明を受けて、おいしそうだったので」、友達と訪れた女子高校生は「ナトカリ比を初めて知り、これから気をつけようと思いました」と、話していました。

食育研究グループの高校2年、川畑茉優(まひろ)さんは「このサラダは満足感があり、ごはんのおかずにもなります。私たちの取り組みをきっかけに、ナトカリ比を意識して、食生活に役立ててもらえたら」と話していました。

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