フィギュアスケート五輪メダリストの髙橋大輔さんのトークショー。健康・スポーツ科学科主催「アスリートセミナー」が開催されました。
2018/03/09
健康・スポーツ科学科が主催する「アスリートセミナー」が3月7日、中央キャンパスで開催されました。
第1部は、フィギュアスケート五輪メダリストの髙橋大輔さんのトークショー。同学科の五藤佳奈講師の質問に髙橋さんが答える形式で進められ、「オリンピックで戦うということ」をテーマに約1時間行われました。
髙橋さんが教室の後ろから登場すると、会場は大歓声に包まれました。トリノ、バンクーバー、ソチオリンピックの3大会に出場した髙橋さんはそれぞれの大会を振り返り、「オリンピックは4年に一度。プレシャーもありますが、自分自身の芯の強さを見せる場として演技しました」「表現力を豊かにするために、葉っぱのゆれ方を見たり、周囲にいる人のしぐさを観察したりしています。この動きはきれいに見えるとか、美しく見えるとか分析しています。これが自分の表現力アップにつながったと思います」と話しました。
質問タイムでは、学生数十人の手が挙がり、「リンクに向かう前に聞く音楽は何ですか」「モチベーションを保つためにはどうしたらいいですか」などの質問や「決めポーズを見せてください」というリクエストがありました。
最後に髙橋さんは学生たちに「くじけずに壁を乗り越え、最後まで自分の夢をあきらめず頑張ってください」とメッセージを送りました。
第2部では、カヌー部の橋本千晶コーチが「インカレ6連覇という道のり」と題して講演しました。第3部では、国際大会に出場した陸上競技部の秦澄美鈴さん、カヌー部の花本遥香さん、体操部の刀根綾菜さんが帰国報告をしました。