甲子園会館恒例の「春のチャリティー特別見学会」を開催 。武庫川女子大学筝曲部が春らしい演奏を披露しました。
2018/04/13
武庫川女子大学甲子園会館で4月8日、春のチャリティー特別見学会が開催されました=写真左=。
甲子園会館は1930(昭和5)年、甲子園ホテルとして開業し、海軍病院、アメリカ進駐軍の将校宿舎やクラブを経て、1965(昭和40)年に武庫川学院が国から譲り受け、改修。教育施設として再生したものです。日本に残るライト式建築の一つであり、2009(平成21)年には国の登録有形文化財に登録されています。
このすばらしい文化財である甲子園会館を広く知っていただくため、通常の見学会とは別に、サクラの季節に合わせた食事付の特別見学会を実施しています。
今年の特別見学会には合計80人が参加。通常の見学会とは異なる特別ルートを、甲子園会館庶務課職員の案内で90分にわたって見学しました。庭園ではシダレザクラが可憐に咲き誇っており、見学者はしきりにシャッターを切っていました。
昼食後には武庫川女子大学筝曲部の南上優果さん(日本語日本文学科3年)、戸田公佳さん(心理・社会福祉学科3年)、濱田真波さん(情報メディア学科3年)、本間里歩さん(日本語日本文学科2年)、奥野帆乃香さん(短大 日本語文化学科2年)が、「春よ、来い」(松任谷由実)、「さくら」(森山直太朗)、「さん・さん・さくら」(石井由希子作曲)を演奏=写真右=。
参加者は春らしい3曲を楽しみました。
見学会終了後、参加者は、甲子園ホテル時代の味を再現した「復刻カステヰラ」をお土産に帰路につきました。
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見学料16,000円(1人200円)は全額、西宮市奨学基金に寄附しました。
同基金は、経済的理由により修学困難な高校生・大学生に学資を支給することで、有為な人材を育成することを目的にしています。