大森屋とコラボしたカップスープ第2弾を発売
2018/07/25
武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科の学生が、株式会社大森屋と共同開発した「トマト&豆乳仕立て野菜たっぷりスープ」が8月10日から全国発売されます。2016年秋に発売した「ゆず香る野菜たっぷりスープ」がスーパーなどに展開して好評なため、シリーズ第2弾が実現しました。
2017年秋、大森屋がフードサイエンス分野の3年生(当時)を中心に新たなレシピ考案を呼びかけたところ、18件の提案がありました。この中から共通点の多いものや、実現性の高いものを大森屋が選び、発案者8人と話し合いや試食を重ねて商品化を進めました。
ヘルシーな豆乳をトマトでまろやかに仕立て、キャベツやニンジンなど、野菜をたっぷり使用。一食で1日必要量の3分の1の野菜、必要量の2分の1の鉄分が摂取できます。栄養価はもちろん、腹持ちの良さや新規性を重視。「おこげを入れたい」という案をきっかけに、より食感が面白く、栄養もある大麦パフが加わり、トマトと並んで人気の高かったショウガは、「類似商品が多い」として、トマトに軍配が上がりました。食べごたえがあるのにカロリーは控えめ(69キロカロリー)。パッケージも学生たちのアイデアで、赤を主体に、明るくポップなデザインに仕上げました。
4年、竹ノ内七海さんは「大豆のイソフラボンやトマトのリコピンなど、女性が好きな栄養素がたっぷりのスープを目指しました」、4年、福田史織さんは「食欲がなくて朝、食べられない人も、スープなら手軽で栄養価も高い。ぜひ、暮らしに取り入れてほしいですね」と話していました。