「ひょうご理系女子未来塾」活動報告。「キッザニア甲子園特別プログラム」開催・理化学研究所「一般公開スペシャル広報チーム」参加
2018/11/14
武庫川女子大学では、理系分野をめざす女子中高生の皆さんを応援するために、「ひょうご理系女子未来塾」を実施し、科学への興味・関心を高め、理系のキャリアを描けるように様々なプログラムを提供しています。11月10日に行われた、2つの企画について報告します。
●「キッザニア甲子園特別プログラム」開催
キッザニア甲子園の協力のもと、女子中学生を対象に「キッザニア甲子園で考えるこの仕事は文系?理系?芸術系?」を開催、3人の中学生が参加しました。
まず職業体験として「ビューティサロン」「医薬研究所」「食品開発センター」「ファッションブティック」「住宅建築現場」「ピザショップ」の6つの職業を体験。体験後に「キャリア講座」を開催し、体験した仕事にはどのような職種が関係しているかを確認し、仕事の振り返りを行ったり、仕事のタイプ診断をしたりしました。服がショップに並ぶまでを例に、デザイン・製造・販売など様々な職種が互いに関係していることを学び、未来の自分について考えました。
参加した生徒からは、「数学が苦手だから文系に行こうと思っていたけれど、将来の夢が理系だと分かった。」「仕事タイプ診断で分析して自分の得意な事は何かが分かった」「どのような職業が自分に向いているのか分かり、将来について考えることができたので良かった。」などの感想が寄せられました。
●「一般公開スペシャル広報チーム」(理化学研究所:主催)参加
理化学研究所は11月23日、スーパーコンピュータ「京」の一般公開を予定、「京」は後継機への更新を予定しており今年は最後の一般公開となるため、広報活動の一環として中学・高校・大学生を対象に「一般公開スペシャル広報チーム」を募集しました。このチームに「ひょうご理系女子未来塾」を通じて2人の中学生が参加、11月10日に理化学研究所を訪れました。チームの仕事は次の3つ
(1)「京」について説明を聞く!
(2)計算機室の中に入って「京」の写真を撮る!
(3)それぞれのやり方で情報発信をする!
参加者からは、「他国のスーパーコンピュータとの違いは」「京が停止した後、ポスト京が可動するまでの間の計算はどうするのか」などの質問があり、普段は間近で見ることのできない「京」に関心深い様子でした。