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「武庫川女子大は社会で通用する女性を育てます!」 関西・女子大学シンポジウムで、たつみ都志先生が本学のキャリア形成について熱く語りました。

2007/09/16

 関西・女子大学シンポジウム「女性が日本の未来を切り開く~女子大学が果たす役割とキャリア形成~」(主催:朝日新聞社)が9月16日午後、大阪市北区のリサイタルホールで行われ、本学のたつみ都志・文学部日本語日本文学科教授=写真左=らが女子大学のあり方について議論し、約500人の聴衆は熱心に耳を傾けました。

 このシンポジウムは、社会状況の急激な変化の中で求められる女子大学の役割や女子教育のあり方、女性のキャリア形成について話し合う目的で開催されました。

 第1部は、フリーキャスターの草野満代さんが「ニュースキャスターの本音~女性の自立について~」と題して基調講演しました。自らも女子大学出身である草野さんは、大学時代に寮で過ごしたことや、キャスターとして働いてきた経験をもとに「充実した仕事をするのには、いくつもの辛いことを乗り越えなければなりません。若い女性の皆さんは、逃げないで踏み出し、もがいて充実感を手にしてください」「変わり行くことを、ただ傍観しないでください。変えていくのは私たちです」とメッセージを送りました。

 第2部のパネルディスカッションのパネリストは、たつみ教授のほか、大阪樟蔭女子大学の森田洋司・学長、京都女子大学の槇村久子・教授、神戸女学院大学の内田樹・教授で、司会は川名紀美・朝日新聞論説委員が担当しました。

 たつみ教授は「小・中学校では男女は平等に扱われますが、実社会に出ると歴然とした男女差があります。このギャップを埋めるのが大学。リーダーシップをとることのできる女性を育成することが、21世紀に求められる女子大学の役目です」と女子大学の果たす役割を指摘。本学の教育について聞かれると「武庫川女子大学は、社会に有為な女性、社会で通用する女性を育成するという立学の精神にもとに、実学志向を打ち出しています」と説明しました。

 最後に、女性はこれから人生をどう切り開けばいいかという問いに対して「大学ではいろいろな資格が取れますが、資格は取るだけでは役に立ちません。私は学生に『美しくあれ(顔が美しいという意味ではありません)』『賢くあれ』『痛みを知れ』と三つのことを呼びかけています。そのうえで、大学で取得した資格をマネージメント出来る力を身につけてほしい」と語りました。

 たつみゼミの学生・OGも、ゼミのモットー「めげない こびない ひるまない」が染め抜かれたオリジナル法被を着て聴衆として参加。活発な議論に、盛んにうなずいたりメモをとったりしていました。

このシンポジウムの様子は朝日新聞10月10日付朝刊(大阪本社版)に掲載されました。
 

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