英語文化学科の草野汐里さんが「青嵐杯 大学生英語スピーチコンテスト」で優勝しました。
2019/11/25
「第17回 青嵐杯 大学生英語スピーチコンテスト」(北九州市立大学 米英研究会主催)の本選大会が11月23日午後、北九州市立大学北方キャンパス(北九州市)で開催され、本学英語文化学科3年生の草野汐里さんが優勝しました=写真=。本選には全国から予選で選ばれた8名の大学生が出場し、7分間の英語弁論と3分間の英語による質疑応答が総合的に審査されました。同大会において、本学からは2年前の第15回大会の3位入賞に続く、2年ぶり2度目の入賞となります。
草野さんのスピーチは「The Answer of Life」(人生の解)の演題で、中学・高校・大学の成長過程で「子供の自律的な意思決定」を促す家庭環境の重要性を訴えました。親が子供のためを思って与える助言が、結果的に子供の判断力を奪うリスクを論理的に指摘。将来、人生の解を子供たちに自ら探求させられる親になろう、と呼びかけました。
優勝をうけて草野さんは、「全国の舞台で優勝できて本当に嬉しいです。この春からスピーチの作成と改訂に打ち込んできましたが、特に苦労したのは聴衆との一体感を演出するための表情豊かな声を身につけることでした。毎日厳しく指導してくださったゼミの清水先生や先輩、仲間たちに感謝しています。これからも全国で挑戦を続けます」と笑顔で話します。
指導を担当した英語文化学科の清水利宏准教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)は、「全国レベルのコンテストでは、英語が上手なだけでは入賞できません。草野さんは、本学・英語文化学科の留学制度「エクステンション・プログラム」で培った高い英語力をベースに、みずからの努力で論理性と表現力に磨きをかけ、今回の優勝に輝きました。今後の活躍が楽しみです」と話しています。