情報メディア学科の「広告メディア演習」で、みなと銀行の30秒CMの最終発表会を行いました。
2020/01/27
学生が企業のテレビCMを制作する情報メディア学科の「広告メディア演習(2年後期)」で1月27日、最終発表が行われました。この授業は企業からの提示課題に取り組PBL(Project-Based Learning)の授業で、これまでに大阪市水道局、NTT西日本、白鷹、バッグメーカーJIBのCM制作を行いました。今年度はみなと銀行と連携し、法人向けと個人向けのCM制作を行いました。10グループが作品を発表し、法人、個人それぞれ2本の作品に賞が贈られました。
法人向け「みなと銀行賞」
『夢への一歩』
牧野友香さん、伊藤奈緒さん、加賀宇友香さん、芹生美空さん
法人向け「広告メディア演習賞」
『手で作り出す未来』
小林時嘉さん、白野莉帆さん、田中真理子さん
個人向け「みなと銀行賞」
『導く』
薄井愛理さん、都築嬉依美さん、播穂香さん、吉岡さくらさん
個人向け「広告メディア演習賞」
『一緒に歩むことを考える』
大谷彩奈さん、田中舞さん、仲田真子さん、松田小梅さん
想定したターゲットに向けて、みなと銀行のコンセプトを30秒で表現するのが課題です。学生は広告制作のプロセスや技術を学び、みなと銀行に関するさまざまな情報から表現コンセプトを考え、絵コンテを描き、撮影や編集に取り組みました。コンセプトの練り直しや、映像の撮り直しを何度も行い、多大なエネルギーと時間を費やして完成にこぎつけました。
『夢への一歩』では、花屋の開業を夢見る女性が、銀行で親身に相談に乗ってくれた体験を経て夢を叶える内容で、みなと銀行の広報担当者からは「希望あふれる未来を表すための映像や音楽がぴったりだった」、指人形から始まる『手で作り出す未来』では、「人の手でしかできないことを大切にしており、ユニークでわかりやすい」との高い評価がありました。
みなと銀行を人を導く灯台に見立てた『導く』は、「タイトル、コンセプトと映像がつながっていて安心感がある」、起業の勉強をする女子学生を応援する『一緒に歩むことを考える』は、「小道具の制作などの丁寧な映像とタイトルが、みなと銀行の考え方と合っている」との講評がありました。
受賞した学生は「苦労した点を評価していただいてうれしいです。自信になったので、これからの人生の糧になると思います」「今まで知らなかった銀行の業務を学び、将来について考えることができました」「カメラアングルなど座学ではわからないことが実践で学べてよかったです」と喜びを語りました。