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大学間連携科目の修了証書授与式が行われました。

2020/02/27

関西の5大学(大阪電気通信大学、大阪薬科大学、武庫川女子大学、藍野大学、森ノ宮医療大学)が連携して、共通講座を開講する大学間連携事業の修了証書授与式が227日、武庫女ステーションキャンパス レクチャールームで行われました。

 

今年度の修了生はのべ198人。授与式には5大学から25人が参加し、各科目履修生の代表5人が、武庫川女子大学の瀬口和義学長から、それぞれ修了証を受け取りました。瀬口学長は「5つの大学にはそれぞれ伝統と特徴があり、各学生は自分の所属する大学の特性を生かしながら、他大学の学生と連携し、個々またはチームで自問自答しながら、積極的に課題やプログラムに取り組んできました。これからの時代、医療、福祉活動、健康の増進、生活の充実、情報活用、地域貢献など特に複合的な分野で活躍するには、個々人の専門性の向上はもとより、多方面の分野から参画したチームとしての行動力や一体感、リーダーシップが必要なります。この大学間連携教育プログラムが次世代を担うみなさんのチャレンジングな学ぶ意欲を掻き立てる契機になってくれれば幸いです」と述べられました。

 

修了生を代表して“地域活性化システム論”を受講した、大阪薬科大学 薬学部 薬学科1年の福永幸祐さんが「ららぽーと甲子園をフィールドにした課題に取り組み、そこで考えた企画を昨年9月に受講生の有志メンバーが中心となり、ららぽーと甲子園で“笑いヨガ体験会”を実施させていただきました。授業で考えて終わるだけではなく、実際に自分たちで実施ができことは貴重な経験になりました。それと同時に、実社会で実際に行うことの難しさも感じました。将来、社会に出て働くときには、様々な問題に直面すると思いますが、今回の授業やイベント実施で学んだことを生かし、頑張りたいと思います」とあいさつしました。

 

大学間連携事業では、医療・福祉・工学等の幅広い領域に精通し、高度な知識や技能を持つ人材を育成しようと2008年に始まり、これまでの修了生数は延べ1,800人。グループワークやプレゼンテーション、施設見学など、様々な授業形態があり、企業・行政等の多彩な講師陣が授業を担当しています。学生にとっては、他大学の学生と交流し、刺激を受ける機会にもなっています。

 

授与式の後、授業で仲良くなった学生たちが、写真撮影をしながら楽しげに話していました。

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