新型コロナウイルス感染拡大に関わる本学の学生支援奨学金の給付について

学生、保護者の皆さまへ

 

学校法人　武庫川学院

理事長　大河原　量

 

武庫川女子大学

武庫川女子大学短期大学部

学　長　瀬口　和義

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大は簡単には収束できない状況になっており、私たちは経験したことのない事態に直面しています。国は緊急事態宣言を発出していますが、大型連休最終日の5月6日以降も同じ状況が続くものと推察されます。

 

学生の皆さんには感染拡大防止のため4月7日から登学が禁止され、新学期からの学生生活を送ることができず、大変ご不便をかけていることに心を痛めています。さらに、学修面、生活面などで支障をきたしているのではないかと案じています。

 

5月8日からの遠隔授業が滞りなく行えるようにICT環境の整備や、教員による遠隔授業対応の教材づくりなど、教育の質を担保する体制づくりに、大学を挙げて懸命の努力を行っているところです。

 

そのような状況の中、学生の皆さんの学修環境整備を含めた支援を行うため、このたび学生一人あたり、一律5万円の学生支援奨学金を給付することとしました。対象は本年５月１日に在籍する学生（大学、短期大学部、大学院、専攻科）です。この難局を学生の皆さんと共に乗り越えていけるよう速やかな給付を目指します。支給方法についてはできるだけ早く決定し、info@MUSESでご案内しますので、必ずご確認ください。

 

また、これまでも本学では「武庫川学院奨学」「武庫川学院創立８０周年記念特別奨学」等、独自の奨学金制度によって学業継続が困難な学生の支援を行ってきましたが、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け家計が急変した学生を支援するため、これらの制度を拡充します。詳細につきましては後日、info@MUSESでお知らせします。

 

ほかにも国による高等教育修学支援新制度の奨学金がありますので、本学の「修学支援新制度ホームページ」で随時お知らせしてまいります。

 

【参考】

　学生支援奨学金の給付対象は下記のとおりです。

　2020年5月1日現在、大学、短期大学部、大学院、専攻科に在籍する学生

　大学8,365人、短期大学部1,315人、大学院302人、専攻科7人、　合計9,989人