新進デザイナーの登竜門「KDKファッショングランプリコンテスト」で、短大・生活造形学科アパレルコース1年の学生6人の作品が佳作に入選。自作のドレスを「2007KDKモードショウ」のステージで披露しました。
2007/10/24
短大・生活造形学科アパレルコース1年の上村久美子さん、小林未来さん、郷野由季さん、園田彩夏さん、須賀十萌さん、庄司絵利子さんら6人(制作5人、モデル1人)がデザイン・制作した作品が、「KDKファッショングランプリコンテスト」で佳作に入選。10月17日に京都で開催された「KDKモードショウ」(主催・KDK京都服飾デザイナー協会など)のステージで、自作のドレスを披露しました=写真左=。
今回の「KDKファッショングランプリコンテスト」のテーマは「エレガントな時間(とき)」で、全国から400点ほどの応募がありました。1次審査のデザイン画審査で67点に絞られ、2次審査を経て入賞および佳作に入選したのは35点でした。
上田一恵・短大生活造形学科非常勤講師の熱心な勧めにより、応募を決意した上村さんたち。文化祭のファッションショーの準備と平行して、夏休み期間中の作業となり、厳しいスケジュールの中で6人力を合わせて一つの作品を作り上げました。上村さんたちの作品は、光沢のある生地を使ったワンピースで、肩部分には柔らかく膨らみのある素材で作った「花」が大きなアクセントになっています。
6人は「大変だったけど、忙しい中、時間を割いて私たちの様子を見に来てくださった先生の励ましがあったから、完成させることができました」「このコンテストに出場したのは、とてもいい経験になりました」「将来はファッション関係の仕事に携わり、この道を究めたいです」と話していました。
上田講師は「1年生ということもあり、経験が浅いので心配な部分もありましたが、各人の得意な分野を生かし、最後まで協力し合って、和気あいあいと制作に励んでいました。初めての経験で、いい結果を得ることができ良かったと思います」と学生の健闘をたたえました。