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武庫川女子大学PCRセンターが運用を開始し、報道陣に施設を公開しました

2020/12/17

薬学部に11月に開設した武庫川女子大学PCRセンターが運用を開始し、12月17日、報道陣に施設を公開しました。

 

PCRセンターは新型コロナウイルス感染拡大が続く中、新しい生活様式に沿った安心安全な教育環境を構築しようと、薬学部の既存の施設や検査機器、人材を活用して開設しました。検査は無症状者が対象です。12月初旬から、学外実習等で陰性証明を要するなど、緊急性の高い学生、教職員を対象にトライアルを進め、これまでに約200人が検査を受けました。1月から全学に向けて本格稼働する予定です。

 

17日は、実際にサンプリングキットを使って学生や助手約20人が唾液を採取する様子を公開しました。被検者は専用のスポンジを口に入れて唾液を含ませ、容器に密閉。同意書を添えて提出します。採取にかかる時間はわずか数分です。

 

提出された検体は70度で15分間加熱処理してウイルスを不活化したうえで、専用のスポンジにしみこませ、乾燥させます。乾燥した検体を直接PCR検査にかけ、陽性か陰性かを判定。通常3日で結果が判明します。採取した検体を不活化して乾燥する様子や、乾燥した別の検体を使ってPCR検査にかけるまでを公開しました。

 

一連の検査方法には、武庫川女子大学薬学部発の新技術が詰まっています。担当した木下健司・薬学部特任教授は「唾液をスポンジに滴下して乾燥させることで保管がしやすく、検査の時間短縮につながる。10個をまとめて検査するプール法でも感度が保て、多くの検体を扱うことが可能になる」と特色を説明しました。

 

 サンプル採取に参加した心理・社会福祉学科1年の野田日向子さんは「年末年始に帰省を考えており、高齢の祖母もいるので安心のため検査を受けることにしました。思ったより簡単にできました。わざわざ病院に行かなくても、学校で検査が受けられるのはいいですね」と話していました。

 

さらに検査の効率を上げるため、専用アプリで検査を予約し、陰性の場合はWEB上で結果を確認できるICTシステムを1月中旬をめどに構築します。当面、検査数は1日あたり1000人をめざします。検査料は初回は無料、2回目以降は、実習等で複数回の検査を要する場合は2000円、それ以外は4000円となります。センター長の篠塚和正・薬学部長は「学生や教職員に実習やクラブ活動を安心して行ってもらうことが一番の目的ですが、将来的には近隣の方々にも対象を広げ、地域の安心安全にも貢献したい。年末年始の帰省等で検査を希望する学生がいれば対応する予定です」と話しています。

 

 

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