情報メディア学科・大森いさみゼミの2年生4人がキャンパスベンチャーグランプリ大阪で奨励賞を受賞しました。
2020/12/24
関西の大学生や専門学校生らがビジネスプランを競いあう第22回キャンパスベンチャーグランプリ大阪で、情報メディア学科・大森いさみゼミの2年生4人が、奨励賞を受賞しました。4人は10月にゼミに配属されてすぐチームを組み、100組を超える中から書類審査とオンラインのプレゼン審査を経て10組に選ばれ、12月7日のファイナルに進みました。
受賞したのは、松田奈夕さん、小島みなみさん、塩田柚佳さん、野田千陽さん。「RAINBOWお買い物システム」と題し、化粧品や服など身に着けるものを店頭で購入する際、アプリを使って自分の伝えたい情報が入店と同時に店側に伝わる仕組みを提案しました。化粧品購入に関するLGBTの人のツイートをヒントに「身体に関わることは、だれでも言いにくかったり、正確に伝えるのが難しかったりする。店側に情報を見たうえで対応してもらえると、心理的な負担も減り、買い物がスムーズにできるのでは」と企画。コロナ禍の影響で4人が集まる機会は限られていましたが、ZoomやLINEで相談を重ねました。
ファイナルのプレゼンテーションは10組が参加してオンラインで行われました。小島さんは「正確にプランを説明するだけでなく、画面上で熱意を伝えるのが難しかった。さらに知識と技術を学び、力をつけたい」と話します。審査員から質問が相次ぎ、「想定外の質問にすぐ答えられないこともあり、まだまだ頑張りが足りないと感じました」と野田さん。松田さんは「他大学のレベルの高いプレゼンに刺激を受けました。学外のコンペ等に積極的に参加し、だれも考え付かないようなアイデアやプランを生み出したい」と話しています。