上甲子園キャンパスに完成した景観建築スタジオ東館、西館がメディアに公開されました。
2021/03/23
上甲子園キャンパスに完成した「景観建築スタジオ東館」と「景観建築スタジオ西館」が23日、メディアに公開されました。甲子園会館(旧甲子園ホテル)の意匠を随所に取り入れた施設の魅力を、建築学部の岡﨑甚幸学部長が説明。阪神間モダニズムを継承する風格ある学び舎を、報道陣が熱心に取材しました。
東館は昨年12月、西館は3月に竣工しました。学内にある一級建築士事務所「建築都市デザインスタジオ」が設計。大学院の学生も設計実務の演習を行う授業で参加しました。外壁や内装に施した装飾タイルの制作には全学生がかかわり、1年がかりで約7400枚を作りました。多くは東館の外壁や柱に使用され、うち450枚が西館にも内外のアクセントとして使われています。
とりわけ東館では、照明器具に甲子園ホテル時代のものを一部使用したり、当時の椅子や机を資料をもとに大学院生が復元したり、甲子園会館を強く意識した内装が際立ち、報道陣の注目を集めました。両館ともすでに学生用に机やパソコンが設置されています。東館南には、既存の雑木林を生かした庭園を整備。建物と外部空間との有機的な連携を考える景観建築の学びに活用します。
建築学部新校舎の概要は、ケーブルテレビ局ベイコムのTV番組「チームベイコム」で3月26日~4月1日、放送されますので、ぜひご覧ください。
(番 組 名)
「チームベイコム」
(放送日時)
3月26日(金)~4月1日(木)
ベイコム11ch(毎日6:00~、12:00~、22:30~)
ベイコム12ch(毎日15:30~)