<日本語/English> 芦屋浜の団地広場で400個の手作りランプに明かりをともし、YouTubeでライブ配信する”非接触型”のイベントを学生が企画、24日に実施します。
2021/07/13
YouTube live streaming scheduled for the 24th to light up 400 lamps made by students.
English below.
芦屋市の団地で住民の交流促進に取り組んでいる生活環境学部生活環境学科 住環境・地域デザイン研究室(鎌田誠史准教授)の4年生8人が7月24日(土)、無人の広場に手作りのランプ約400個を点灯し、YouTubeでライブ中継します。制作から鑑賞まで「人が集う」ことを避けて行う、コロナ禍ならではの “非接触型”のイベントです。
鎌田ゼミが芦屋浜シーサイドタウン(兵庫県芦屋市)にある芦屋浜高層団地第2集会所を拠点に続けている「またあしたプロジェクト」の一環。同プロジェクトでは、集会所をリノベーションしたり、集会所前の広場に芝生を植えたり、世代を超えて住民同士が集う場の創出に取り組んできましたが、コロナ禍で対面の活動が中止に。新たなつながり方を模索する中で、非接触型のイベントを企画しました。
ランプは家型とランタン型の2種。学生が型紙やセロハンなど材料のキットを作成し、住民や近隣の子どもたち約200人に配布しました。作り方はWeb動画で伝え、出来上がった作品はまとめて学生が回収します。集まったランプはイベント当日、集会所前の広場に街並みのように展示して午後7時に一斉に点灯。その様子を約30分間、学生がYouTubeで実況を交え、生中継します。(雨天の場合、7月25日に順延)
昨年12月から自治会や芦屋市等と打ち合わせを進め、制作物の準備にも取り掛かりましたが、緊急事態宣言で2度延期になりました。ようやく実施できる見通しとなり、YouTube動画にリンクするQRコードを付けたポスターやチラシで周知を進めています。
4年の三村郁絵さんは「明かりがともって広場が柔らかい光に包まれるのをみんなで楽しみたい。対面が制限されても、つながって何かができることを実感できるイベントになれば」、世古口七海さんは「家型ランプはそれぞれ工夫があり、個性豊かです。ゼミとして前例のない取り組みですが、成功させて次につなげたい」と話しています。
集まったランプは9月に武庫川女子大学中央キャンパスで再度、点灯する予定です。
400 handmade lamps will be lit up at a housing complex in Ashiyahama and be aired live on YouTube as an event under the label of “contactless type” of event.
The students made two types of lamps that were made with materials such as paper and cellophane. They then showed people how to make them online and distributed the materials for people to then make themselves. The lamps will be collected to be displayed and lit up at 7 o’clock in the evening. For the duration of 30 minutes, the students will report live on YouTube.
The lamps will be brought back to MWU’s main campus to be lit up in September.