<日本語/English> 本学は西宮市との包括連携協定に基づき、新型コロナウイルス感染症に関わる応援協力の協定を締結。看護学部の教員が西宮市保健所の業務支援をしています。
2021/08/18
The Faculty of Nursing of MWU working in cooperation with Nishinomiya city council to combat the issues surrounding the spread of Covid-19.
English below.
武庫川女子大学看護学部では、新型コロナウイルス感染症対応で業務がひっ迫する西宮市保健所から依頼を受け、教員が自宅療養者の健康調査など、業務支援を行っています。
最初の支援要請は、西宮市で第4波がピークを迎えた5月。11日~25日まで朝昼夜の3交代シフトを敷いて数人ずつ保健所に出向き、2週間で延べ49人が計194時間の業務支援を行いました。6月は感染者数が落ち着き、支援要請はありませんでしたが、7月末から感染者が急増したことから、再び教員らがシフトを組んで支援を行っています。
支援にあたり、本学は西宮市と結んでいる包括連携協定に基づき、新型コロナウイルス感染症に関わる応援協力の協定を5月10日に締結しました。
応援協力内容は、
- 新型コロナウイルス感染症に関する発生届のあった感染者等への積極的疫学調査
- 自宅療養中の感染者等の健康観察
- 入院・宿泊療養等の調整中の感染者等の体調確認
- 感染者が発生した施設等の状況確認
新型コロナウイルス感染者および濃厚接触者と対面して接する業務は対象外と定めており、西宮市保健所内での電話対応を中心に行っています。
西宮市ではこれまでに4度、感染拡大の波があり、現在は第5波が到来しています。感染者増で入院ベッドの確保が難しくなる中、西宮市保健所では在宅療養者への支援を行っており、看護学部の教員らは、こうした自宅療養者に電話で健康状態を聞き取りし、パソコンに情報を入力したり、医師の往診、訪問看護等の必要性などを保健所のスタッフに伝えたりしています。
As we face the pandemic still at large, Mukogawa Women’s University’s Faculty of Nursing unit was approached by Nishinomiya city health center and requested assistance. They were required to help with tasks such as distribution of surveys of people who had been recovering at home.
In May this year, the first demand of support was requested once the 4th wave hit. The nurses were given shifts rotating from morning, lunch and to evening, tallying up to 49 people involved in the process of working at the health center within the space of 2 weeks.
The duties were predominantly done over the telephone and desk work related tasks thus avoiding face-to-face contact with anyone with the possibility of being infected.